Autonomie Training(オートノミートレーニング)

ストレスとは、

あなたが困っていることはんんですか?

例えば、
いつも同じ過ちをお増している。
人間関係でいつも行き詰まる。
同じような出来事で、パートナーと喧嘩になる。
やりたいことがあるのだけど、何度となくタイミング悪くできなくなる。
嫌いではないのだけど、どうしても許せないことがある。
どうしてもストレスが溜まって、生活に支障が出ている。

メンタルヘルス不調

 私たちは日常生活でストレッサーを経験すると、そのストレッサーを解決したり、ストレッサーによる悪影響(ストレス反応)を緩和するために、さまざまな工夫をします。これをストレス対処(コーピング)といいます。ストレス対処が適切になされている場合は、心理面、身体面、行動面のストレス反応は次第に低下していきます。

 しかし、対処能力を上回るほどのストレッサーを経験したり、ストレッサーが長期間続いたりするとストレス反応も慢性化していきます。ストレス反応が慢性化すると、まず活気が低下して、元気がなくなってきます。この状態が解消されずに慢性化すると、イライラや不安感を覚えるようになります。そして最終的には気分が落ち込んだり、ものごとがおっくうになるなど、いわゆる「うつ」の状態に近づいていきます。

 以下のような症状が2週間以上続く場合には、「うつ」が疑われますので、専門家(精神科、心療内科)に早めに相談することをおすすめします。

  1. 気分の落ち込み、憂うつな気分
  2. 趣味などが楽しめない
  3. 体重の減少または増加、食欲の減少または増加
  4. 寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、どれだけ寝ても眠気がとれない
  5. 気持ちが焦るイライラしやすい
  6. 疲れやすい
  7. 価値のない人間だと思う、周りに対して申し訳なく思う
  8. 思考力や集中力が低下する、決断が難しい
  9. いっそのこと消えてなくなりたいと思う

ストレス関連疾患(心身症)

 ストレス反応が改善されずに慢性化していくと、メンタルヘルス面での疾患だけでなく、身体面での疾患に至ることがあります。表1は、ストレスに関連していると考えられている疾患(心身症)のうち、代表的なものを示したものです。この表を見ると、普段見たり聞いたりするさまざまな疾患がストレスに関係していることが分かります。

 しかし、これらの疾患の原因がすべてストレスによるわけではありません。たとえば同じ高血圧でも、ストレスによる場合とそうでない場合とがあります。両者の違いは、疾患の発症や経過にストレスが関係しているかどうか、という点にあります。もしこれらの疾患にストレスが関係していると判断される場合には、体の治療とともに、ストレス状態の改善についても考慮する必要があります。たとえば、ストレッサーに対する対処方法(コーピング)の工夫は、疾患の改善にとって有効な方法の1つとなります。

人間はもともと幸福を求め生きている。
その幸福に達成・維持するための営みを続けるその能力をオートノミーという。
しかし何らかの原因でオートノミーが十分に発揮されない状態が長く続くと、幸福を求め達成・維持することができず、心身の健康を損なわれかねない。
オートノミートレーニングは、 人それぞれが本来持っている「オートノミー」を活性化するために毎日の生活の中で実践できる「トレーニング」を、探求し、その方法によって幸福感を高めることで、心身の健康増進をはかる心理療法だ。

 

部位主な症状
呼吸器系気管支喘息,過喚起症候群
循環器系本態性高血圧症,冠動脈疾患(狭心症,心筋梗塞)
消化器系胃・十二指腸潰瘍,過敏性腸症候群,潰瘍性大腸炎,心因性嘔吐
内分泌・代謝系単純性肥満症,糖尿病
神経・筋肉系筋収縮性頭痛,痙性斜頚,書痙
皮膚科領域慢性蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,円形脱毛症
整形外科領域慢性関節リウマチ,腰痛症
泌尿・生殖器系夜尿症,心因性インポテンス
眼科領域眼精疲労,本態性眼瞼痙攣
耳鼻咽喉科領域メニエール病
歯科・口腔外科領域顎関節症

「日本心身医学会教育研修委員会編1991心身医学の新しい診療指針,心身医学,31(7),p57」をもとに作成

オートノミートレーニングは、幸福を求める能力(オートノミー)を、達成・維持するための日々の生活で行う訓練(トレーニング)である。

オートノミーを阻害する要因は?

オートノミーを阻害する要因は様々である。
しばしばホースの詰まりと表現されるそれは、その人の人生の中でひどく影響を残した出来事(ホースの詰まり)のせいで、その後の人生の流れ(ホース中の水)に渦を作ってしまうような出来事などをいう。

現在オートノミーを阻害している要因とむずびつくホースの詰まっている箇所を(出来事)会話をもって、まるで宝を探すかのように、丁寧に探索し、幸福を求め達成・維持するためのトレーニングであり、短期の心理療法である。

オートンミートレーニングの創始者
グロッサルト・マティチェックの定説する理論と方法

グロッサルト写真
本
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロナルト・グロッサルト=マティチェク

オートノミートレーニングは、個人にとって重要な問題、その背後にある大切な欲求、 その充足を妨げる要因を同定し、その解決策としての新たな認知や行動のあり方を 本人自身が見出す過程を支援し、自信と活力を活性化しようと試みます。
その結果、 個人のある領域で高まった自律性はストレスを低減し、幸福感を高め、自律性と幸福 感との間で好循環が形成されて長期に維持される一方、この現象がその人の他の 様々な領域へと汎化してゆくと考えられます。そして生体のホメオスタシス(恒常性) 維持機能が強化され、健康的な行動の強化と相まって効果的な疾病予防が可能となると考えられます。

研究の多くは1970年代以降、30,000人以上のドイツ・ハイデルベルク市域住民に おいて展開されてきたコホート研究であることから、”ハイデルベルク前向き・介入研究”(以下、”ハイデルベルク研 究”と略)と総称されています。そして、行動特性への介入方法として開発された心理療法が”オートノミートレーニン グ”です>